さとし日記

都内大学院生のブログ

法人登記する上で、有り難かったこと、改善して欲しいことなどなど。

自分用のメモとしての側面が強くなるが、いくつか気になったことがあるので簡単に纏めておくことにした。

もし2回目以降やることがあったら、そういうものだと思って気にも留めなくなると思うので、一応記録として。

 

 

 

 

一昨日はかなり急な思いつきで設立を決めたので、朝から慌ただしかった。

 

下記サイトで「会社設立に最低限必要な費用」だけ正確に把握しておき、あとはざっと流し読みしておいた。詳しいことは法務局に着いてから行うことにした。

www.btob-expert.net

 

自宅と法務局を何度も往復することになると面倒なので、PC, タブレット, 身分証明書, 通帳, キャッシュカード, 印鑑等々、必要になり得ると考えられるものは全てリュックに詰め込んだ。

 

平日の午前なので法務局にはあまり人はいなかった。

用紙記入用のテーブルでPCを広げ、「法務局トップページ > 商業・法人登記申請手続商業 > 法人登記の申請書様式 > 第3 持分会社 > 1.設立」と飛んで、「合同会社設立登記申請書」のWordファイルをダウンロードして入力を進めていった。

 

わからないことがあればすぐに窓口で職員の方に質問できたので、下手に自宅でやらなくて正解だと思った。

 

お役所の仕事というのは効率が悪く、融通が利かないイメージがあったが、法務局のサイトも比較的見やすく、職員の方も丁寧に教えてくださったので、とても有り難かった。

 

 

 

ただ面倒なこともいくつかあった。

合同会社設立登記申請書には、「登記すべき事項」という項目がある。

「登記すべき事項」とは「商号(会社の名前)」、「本店(会社の住所)」、「目的(「飲食店の経営」とか「著述業」とかそういうの)」などである。

これはオンラインで提出し、登記申請書には、「別紙のとおりの内容をオンラインにより提出済み」と入力することができる。

 

しかし、このオンラインで提出する際に使用する「申請用総合ソフト」はWindowsにしか対応していなかった。

 

自分はMacを使用しているので、このオンラインでの提出はできなかった。

 

それ以外の選択肢は、CD-RまたはDVD-Rにtxtファイルを移して提出するというものになる。

 

当然そんなものは持ってきていないし、自宅にもない。

自宅との往復を避けるために、「流石にこのご時世使わないだろう」と思っていたUSBメモリーも持ってきていたが、CD-Rときた。

 

仕方がないので、近くのドンキホーテに寄ってCD-Rを購入し、一度帰宅してから外付けのDVDドライブを差し込んで、データを移した。

 

外付けのDVDドライブすらもう使うことはないと思っていたが、売らずに取っておいて良かった。

無駄な出費がかさむ所だった。

 

 

 

また、帰宅する途中で、銀行に寄って資本金の振り込みも行った。

ただ、ここで奇妙なことが発生する。

 

「出資者(自分)」から「設立者(自分)」への振り込み、つまり、自分で自分の口座に振り込みをすることになる。

 

何故わざわざ振り込む必要があるのかというと、「合同会社設立登記申請書」と共に、資本金の振り込みがあったことを証明する「証明書」の提出が必須なので、お金の動きを明示しなければならないのだ。

 

「なにこれ虚無じゃん……」と思いながらも仕方なく実行した。

 

社員一人の場合は特例でこの作業をなくしてもらえたらとても有り難いが、例外を設けるとルールが煩雑になるので、現在のルールのままの方が合理的だとは思う。

ただ、虚無を味わうことになる。ひたすらに虚無。

 

 

 

思いついた順に書いているので、時系列はめちゃくちゃになるが、定款も自分で作成することになる。

とても大変そうだと思ったが、丁寧に記入例が用意されていたので、素人でも問題なく作成することができた。

これは本当に有り難い。

 

この過程で「会社法第585条第2項及び第3項」の「持分の譲渡の例外」についても学ぶことができた。

 

あと面白いと思ったのが、会社の「目的」の項目に記す「前各号に附帯する一切の事業」という文句。

確かにこれくらいの含みを持たせる表現があると楽だなと思ったが、一方で人によって解釈が分かれるような表現はトラブルの元になったりするような気もした。

まぁ「目的」でトラブルになることはないだろうけど、一般論として。

 

 

また「資本金の額の計上に関する証明書」の記入において、「会社計算規則第44条」を学ぶことができた。

ここで、持分会社の設立時の資本金の範囲が定められている。

 

 

そんなこんなで順調に必要書類を揃え、窓口に提出したが、「印鑑登録証明書」も必要だと言われた。

 

印鑑。インカン.inkan...

 

 

次の日は授業やらなんやらで忙しいので、この日中に必要な手続きは終えたかった。

そこで仕方なく、区役所に行き、印鑑登録証と印鑑登録証明書を発行して、再度法務局に戻った。

 

印鑑は本当に社会の効率を落としていると思う。

 

「印鑑をどうしても押したい!」という人は勝手にペタペタ押していれば良いと思うが、それを全員に課すのは本当にやめて欲しい。

 

テレワークの障壁になるとのことで再度議論の対象になっているのは良いことだと思う。

 

クラウドサインの普及も進んでいるので、このまま手続きにおける印鑑必須がなくなれば良いが、「はんこ議連」の会長がIT担当大臣を務める国だから中々時間がかかりそうだなと。。。