さとし日記

都内大学院生のブログ

Kindle本を買うか紙の本を買うか悩んだ時はどちらも買うことにしている。

それなりの出費にはなるが、新たな知識や考え方が身に付く可能性が高いものにはお金は惜しまないことにしており、本もそれに含まれる。

 

大学図書館と区立図書館には相当な種類の本が置いてあるので、読みたい本の多くは無料でも手に入る(今は閉鎖しているが)。

 

それでも尚買おうとしている時点で、今の自分にとっては価値のある本である可能性が高いので、その数千円を惜しむのは勿体ないと思っている。

 



Kindle本の良いところは基本的にいつでもどこでも読むことができるという点にあると思う。

 

最近はスマホを持ち歩かないことの方が珍しいので、常に読もうと思えば読むことができる。

 

一冊だけであれば、数百ページの本を持ち歩くこともできると思うが、複数冊になると難しい。

 

また、検索やしおり、キャプチャなども簡単にできることを考えるとKindle本は本当に便利だと思う。

 

さらに、保管場所を考えなくても良いことも魅力の1つかもしれない。

ライフスタイルや部屋の広さにもよると思うが、保管スペースを考えずに購入することができるのは、結果的に多くの本を読むことに繋がることもある。

 

と書きながら思いついたけど、Kindle本の最大の利点は内容が更新されることかもしれない。

特にデータを多く引用しているようなものの場合、改めて本を買い直さなくても最新のデータを参照できるというのはとてもありがたい(版が異なるときに「別の本」として買わないといけないこともあるけど)。

 

ただ一方で、紙の本が適してる場面もある。

前にも似たようなことを書いたが、寝る前に読むにはやはり紙の本が良い。

 

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さらに、紙の本の方が記憶に残りやすいこともある。

正確には記憶を辿りやすいという感じだろうか。

 

基本的に記憶を辿る時は周辺情報が多い方が、その速度も精度も上がると思う。

 

紙の本の場合、「大体全体の1/5くらいのページ数のところに書いてあった」のように、視覚での情報が得やすい。

 

ただし、Kindle本は場所時間を問わずいつでも参照できることを考えると、その本に接する時間が長くなり、結果的にその内容が記憶に残りやすいということもあると思う。

 

他の条件があまりにも異なるので、その辺りは比較することができない。

 

そして、個人的に紙の本の最大のメリットだと思っているのは、本棚においておくことで「カラーバス効果」が期待できることだ。

 

所謂「積読」になっていたとしても、Kindleのアプリに入っている本よりも、本棚に入っている本の方が目につくことは多いと思う。

 

結果的に、自然とその本のことを意識するようになり、関連する情報が目に入りやすくなると思う。

 

この理由から、特に専門書などは紙の本と電子版を両方買うことが多い。

 

とは言っても全てを買っていたらいくらお金があっても足りないので、入門書のようなサクサクと読むものは基本的には図書館で借りるか、あるいは紙の本を買って内容を理解したらすぐに売ってしまう。

 

そして、「いずれは理解したいもの」という位置付けの本は紙でも買うことが多い。

 

それを日常的に目にすることで、学習意欲も高まるし、たまに手にとって読んでみることで、全部はわからなくても少しは理解が進むこともあるだろう。

 

さらに、今自分がやっていることが簡単に思えてきてサクサク進むようになったりもする。

 

というわけで相対性理論を勉強するのはもう少し先にはなるが、Charles W. Misnerの『Gravitation』は紙でも購入しておこうと思う。